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花鳥風月通信

自慢のおいしいスパゲティ
高円寺「花鳥風月」の公式ブログ
<< 2007年 8月8日 | main | 2007年 8月15日 >>
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三年前の私へ
こんにちは。ミキです。
最近のひなこの口癖(?)は、
「ひなちゃん、おかーさんのことすきよ」
です。えっへん。
夜、ベッドに二人並んで寝ていると、
「おかーさんのこと、すき。ずーっと、ずーっとよ」
と言ってむちゅーとキスしてくれます。
し、しあわせっす!

でも、ひなこが生まれて最初の二ヶ月、
私は毎日泣いていました。
実家で過ごしたひと月は、慣れない育児と
お医者さんの言葉なんかに
いちいち悲しくなって泣いていたし、
東京に戻ってからのひと月は、夕方になると
なんだかもう、恐くて恐くて、涙がぽろぽろ出てきた。
旦那さんが会社に行ってしまうと、
何時に帰ってこれるのか分からないし、
どちらの両親も離れていて、友達も近くにはいなかった。
部屋に赤ちゃんと二人残されて、
とにかく恐くて、重くて泣けた。


それまでどんなことも、
逃げたかったら逃げることができた。
学校でも仕事でも、もし本当にいやになったら
やめることができた。
だけど、自分の子どもというものから
逃げることは絶対にできない。
生まれたからには一生、この子との付き合いは続くのだ。
一日たりとも、この子の世話からは
逃げ出すことはできない。
こんなにも後には引けないことは
生まれて初めてだったから、本当に恐かった。
それまでちゃんと生き物を育てたことがなかった
私にとって、そんな重い責任は初めてで、
そんな私にこんな赤ちゃんが
預けられているのが驚きでもあった。


それでも、毎日お乳をあげて、おむつを替えて、
一緒に出かけて、お風呂にいれて、
なんとか寝かしつけて、
というのを必死でくり返していくうちに、
一日一日が過ぎていき、ひなこはどんどん大きくなり、
今では大体自分で自分のことができるようになった。
ひなこはかわいい。たまに卒倒しそうになるほどかわいい。
でもそれは、必死で育ててきた者だから受け取れる
ご褒美のようなものだと思う。
そう思うと、逃げるに逃げられない状況でがんばるって、
いいものだな、と感じる。
逃げなかったからこそ得られるものってあるなあ、と思う。


あの頃の、泣いてばっかりいた私を
ぎゅーっとしてやりたい。
そして教えてあげたい。
三年もしたら、その子は大きくかわいくなって、
今度は毎日あなたを笑わせてくれるよって。
あなたが泣いていたら、ハンカチを持ってきて
背中をなでてくれるよ。
あなたの作ったごはんを食べて、
「おかーさんのごはん、おいしい」
って言ってくれるよ。
そして寝る前にはあなたの頬を両手ではさんで、
「おかーさんのことすきだよ。
まいにち、まいにちだよ」
ってキスしてくれるよ。
だから恐がらなくていいんだよって。

| 子ども | 11:59 | - | - |
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