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花鳥風月通信

自慢のおいしいスパゲティ
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なくなるお店に欠けているのは



こんにちは。ミキです。
最近はどんどんお店が入れ替わっていく、と
以前書いたことがありますが、それは決して
商売というものの厳しさや時代のせいだけではなく、
お客さんが何を求めているのか、無くなっていく
お店は全然分かってないんじゃないか、と
感じることがあります。


私は、これからは「心の豊かさ」の時代だと
思っています。
本屋さんに行けば、スピリチュアルな本がたくさん
並び、雑誌のコーナーには、数年前には存在すら
していなかったたくさんの「暮らす」ことを
テーマにした雑誌が並ぶようになりました。
(クウネル、天然生活、リンカランなどなど・・・)
流行を追う「衣」、ブームな「食」だけではなく、
ようやく、人が心地よい空間で暮らす気持ちよさや
必然性を感じる「住」に興味を持つようになったのです。
それは、どう生きていくのかを考えることでもあります。
今は、人としてどう生きていくのか、
本当のしあわせとは何かを、
真剣に考える時代になってきているのだと思います。


それなのに、無くなっていくお店は、「心地よさ」
「本当の寛ぎ」「お客さんをもてなす気持ち」
というものが、明らかに欠けているように思えます。
人も時代もどんどん変わっていっているのに、
飲食店だけが昔のやり方のまま、ぽつんと
取り残されているようです。
大きな会社というものになってしまうと、
飲食店というものの本質からどんどん離れて
いって、そしていろんな人が中途半端に関わりすぎて、
当たり前のことが分からなくなっているように
見えるのです。


無くなっていくお店は、まず看板がぺらっと
しています。前のお店をそのまま使って、なるべく
お金をかけないようにしているのかもしれないけど、
いざとなったらいつでもやめられるような、
「ここでやっていきます!」という
気合や心意気を感じません。
そして、見ていると悲しくなるほど、
そのお店のことを責任を持って見守っている人が
いないのです。
立て看板が営業時間外もずっと外に置きっぱなしで
埃をかぶっていたり、営業中なのに入り口の札が
「準備中」のままになっていたり、
入り口にごみが落ちているのに、
ずっとほったらかしになっていたり。
誰も、本当にはそのお店のことを
愛していないように思えるのです。
自分達が愛していないようなお店が、
お客さんに愛される訳もありません。


会議を重ねてコンセプトを決めたり、
アルバイトの研修に力をいれたり、
お店の備品を決めて、お揃いのユニホームを選んだり、
お店をオープンするまでのそういうことは、
わくわくするし、楽しいことだけど、
本当の仕事は、オープンしてから始まるのに。
お店が始まって、お客さんが来てくれて、
そのお客さんが再び来てくれたり、もう来なくなったり
するなかで、苦しんだり、考えたり、工夫したり、
そういう繰り返しのなかで、本当のお店ができていくのに、
どのお店も、苦しくなったら場所を変えて、
また新しくつくることばかり考えてる。
その様子を見ていると、なんだかお金をかけて
順番にお店屋さんごっこをしてるみたい。
ただ入れ物だけ作って、食べ物だけ用意して、
「○○フェア」や「○%オフ!」でお客さんが
入ってくれると思っているのだとしたら、
お客さんをばかにしているのだと思う。
「自分なら、どういうお店にはいりたいか」
っていう気持ちで考えたら、もっと見えてくるものが
あるはずなのに。


お客さんが来ないのは、人が少ないのでも、
お金を持っていないからでもない。
がんばって働いて稼いだお金を、自分を高められる、
心から寛げるお店で使いたいだけ。
家族や友人達との、楽しい思い出をつくる価値のある
場所に支払いたいだけ。
それを分かっていない人達がいくらお店をつくっても、
同じことの繰り返しになるに決まってる。
その繰り返しを、ずっと見ているしかないのが空しい。
でも今できることは、花鳥風月をもっといいお店に
していくことだけ。この小さなお店を長く続けて、
それを証明していくことだけ。


写真は、お客さんのおすそ分けのさくらんぼ。
(ありがとうございます!すご〜くおいしかったです。
お客さんからのおすそ分けで生きている大槻家・・・)
たくさんいただいたのに、半分以上がひなこのものに・・・。

JUGEMテーマ:起業


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